核ごみ調査促進の請願採択、対馬 賛成10反対8、市長判断へ
共同通信 / 2023年9月12日 19時27分
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査を巡り、長崎県対馬市議会は12日からの9月定例会の本会議で、調査受け入れを促進する請願を賛成多数で採択した。賛成が10人、反対が8人だった。最終的な判断は比田勝尚喜市長に委ねられ、調査応募に踏み切るかどうかに注目が集まる。調査が始まれば北海道の2町村に続き、全国3例目となる。
閉会後、取材に応じた比田勝市長は「重い議決だ。協議を重ね、私なりに判断したい」と言及。定例会が終わる27日にも議場で見解を明らかにし、記者会見する見通し。
市議会事務局によると、定数19人のうち、議長を除く全員が採決に出席した。
長崎県の大石賢吾知事は12日午後、請願採択を受け、「県として引き続き動向を注視していく」とのコメントを出した。
最終処分場選定を巡っては、原子力発電環境整備機構(NUMO)が2002年に調査受け入れの公募を開始。文献調査は3段階ある処分場設置に必要な調査の第1段階で、受け入れると最大20億円の交付金が出る。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
核のごみ処分、「北欧モデル」は幻想に過ぎない 日本と同じく、非民主性が問題視されている
東洋経済オンライン / 2024年7月18日 8時50分
-
核ごみ文献調査の地域拡大を NUMO理事長が就任会見
共同通信 / 2024年7月3日 17時45分
-
核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会
共同通信 / 2024年7月2日 18時55分
-
核のごみ、原発地下に保管を 最終処分実現まで中長期的に
共同通信 / 2024年7月1日 16時40分
-
「核のごみ」最終処分場を巡って町民対象の勉強会初開催 文献調査まで進む北海道寿都町
HTB北海道ニュース / 2024年6月24日 23時29分
ランキング
-
1エレキギターを持ったロック歌手がズブ濡れのファンとハグし感電死
東スポWEB / 2024年7月21日 14時57分
-
2焼肉業界“閉店ラッシュ”の中で「焼肉きんぐ」「牛角」2大食べ放題チェーンが堅調である理由
日刊SPA! / 2024年7月21日 8時54分
-
3政令市で唯一、福岡市の「夜のごみ収集」ピンチ…深夜のコンビニ休憩に「サボり」通報増加中
読売新聞 / 2024年7月21日 16時0分
-
4「バラバラの遺体は手足がなく、頭蓋骨が潰れ…」520人が死亡した“最悪の飛行機事故”はなぜ起きてしまったのか?
文春オンライン / 2024年7月20日 17時0分
-
5首すげ替えで生き残り画策の自民党にどう対応すべき? 適菜収さん「一度腐った国は元には戻らない」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月21日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください