中国、日本の海水を独自調査 入港貨物船から採取、影響監視か
共同通信 / 2023年9月15日 6時1分
【北京共同】東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に反発する中国当局が、日本から入港した貨物船が船体を安定させる目的で積む「バラスト水」と呼ばれる海水を採取するなどして調べていることが14日分かった。複数の主要港で海洋放出の前後に始まっており、放射性物質の検査が目的とみられる。中国は処理水の影響を分析する国際枠組みに参加しておらず、独自に監視する構えだ。複数の通商筋が明らかにした。
海洋放出の開始から14日で3週間。中国は処理水を「核汚染水」と呼び、海洋放出の即時停止を求めている。放出計画を「国際的な安全基準に合致する」と評価した国際原子力機関(IAEA)にも不信感を強め、福島沖で採取した海水のモニタリング結果を分析・評価するIAEAの国際枠組みに加わっていない。
海運業界の関係者らによると、北京に近い天津港では、地元の海事局が日本から入港した貨物船から日本領海で積み込まれたバラスト水を抜き取り、放射性物質の検査を実施しているという。
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