今年も日本人にイグ・ノーベル賞 電気流した箸で味変化
共同通信 / 2023年9月15日 8時49分
【ニューヨーク共同】ユニークな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の今年の受賞者が14日発表され、明治大の宮下芳明教授と東大大学院の中村裕美特任准教授が「栄養学賞」を受賞した。電気を通した箸やストローで飲食物の味を変える方法を提案した。日本人のイグ・ノーベル賞受賞は17年連続。
宮下氏は共同通信の取材に「とても光栄に思う。受賞論文は2011年のもので、その後の研究で減塩でもちゃんと塩味を感じられる装置を開発するなど、さらに進んでいる」と語った。中村氏は「研究を続けてきて良かった」と話した。
人間の舌や口腔内には味覚を感じる「味蕾」と呼ばれる器官が多数あり、そこから神経の伝達によって味に関する情報が脳に伝わる。味蕾や神経に電気を与えると酸味や金属的な味を感じる「電気味覚」という現象が生じるといわれている。
両氏は電気味覚を利用し、微弱な電流を通した箸を使って食べ物を口に運ぶことで、感じる味を変化させることができる方法を提案した。飲み物の場合は2本のストローを用いて電気を通した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
容器に合わせて形を変える…猫の「液体化」現象の真実は?[猫を愛したくなる26のトリビア]
CREA WEB / 2024年7月14日 11時0分
-
【山中伸弥教授、推薦!】世界的科学者が自ら語る大逆転ストーリー。 『ブレイクスルー ノーベル賞科学者カタリン・カリコ自伝』、7月12日発売。
PR TIMES / 2024年7月13日 23時40分
-
2024年度グローバル・エネルギー賞受賞者発表
共同通信PRワイヤー / 2024年7月8日 9時54分
-
キャンディ×唾液は超高齢社会を救えるか?口腔環境の改善に関する研究をスタート
PR TIMES / 2024年7月2日 13時15分
-
薄味カレーのうま味倍増! キリン「エレキソルト」は“塩味増強”だけじゃない ~体験レポート
ITmedia NEWS / 2024年6月23日 7時0分
ランキング
-
1ゆれる兵庫県庁 「解明が務め」と百条委、「自分も処分?」と疑心暗鬼になる職員も
産経ニュース / 2024年7月19日 20時1分
-
2コロナ「第11波」、変異株KP・3が主流 流行期入りで夏に感染拡大か
産経ニュース / 2024年7月19日 21時4分
-
3<独自>事務所資金から香典か 堀井学衆院議員の配布疑い 裏金が原資の可能性も
産経ニュース / 2024年7月19日 18時16分
-
4愛知・犬山市で死亡した7歳女児の全身に多数のあざ…一時保護時に「パンチされる」と訴え
読売新聞 / 2024年7月20日 5時0分
-
5ユニクロでブラジャーなど大量万引き 1200万円超す被害 ベトナム国籍の女3人を逮捕・送検
ABCニュース / 2024年7月19日 19時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)