アラブ9カ国が停戦要請 安保理に、外相共同声明

　【カイロ共同】エジプトやサウジアラビアなどアラブ9カ国の外相は26日、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの即時停戦を実現するよう国連安全保障理事会に求める共同声明を発表した。

　声明は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘の影響が中東の他の地域にも波及する恐れがあるとして深い懸念を表明。安保理はイスラエルとパレスチナの「2国家共存」を実現させ、中東に平和をもたらす責任を負っていると指摘した。

　9カ国はエジプトとサウジの他、ヨルダン、アラブ首長国連邦（UAE）、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート、モロッコ。