米長官、G7外相会合出席で訪日 中東、アジアの5カ国歴訪

10月、イスラエル・テルアビブで記者団に話すネタニヤフ首相（右）とブリンケン米国務長官（AP＝共同）

　【ワシントン共同】米国務省は1日、ブリンケン長官が7、8両日に東京で先進7カ国（G7）外相会合に出席するため訪日すると発表した。岸田文雄首相や上川陽子外相と個別に会談し、中国の海洋進出をにらみ「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を確認する。前後にイスラエルとヨルダン、韓国とインドを歴訪する。

　イスラム組織ハマスによる10月7日のイスラエル奇襲後、同国を既に2度訪問しているブリンケン氏は、11月3日に改めてイスラエルを訪れ、ネタニヤフ首相と会談。民間人被害を最小限に抑えるよう求める。続いて隣国ヨルダンも訪問する。