1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

アフガン、続くテント暮らし 地震から1カ月、生活再建難航

共同通信 / 2023年11月6日 17時25分

被災地を離れ、街でテント生活をする人々=10月31日、アフガニスタン・ヘラート(共同)

 【カブール共同】アフガニスタン西部ヘラート州で発生し、1400人以上が犠牲となった地震から7日で1カ月。被災地には今もがれきが積み上がり、自宅を失った多くの人が寒空の下でテント暮らしを続けている。「せめて寒さをしのげれば」。イスラム主義組織タリバン暫定政権は復興住宅の建設を急ぐが、生活再建は難航。支援物資も不足している。

 同州では、発生から約1週間の間に同じ地域でマグニチュード(M)6.3の地震が計4回観測された。国連機関によると、一連の地震で少なくとも1482人が死亡、2100人以上が負傷した。住宅約1万棟が全壊、約2万棟が大破した。

 被害の大きかった州都ヘラート郊外のジンダジャン地区には仮設テントが連なる。テント暮らしのヌールディンさん(18)は「寒くて、これ以上ここでは暮らせない」と失意の表情だった。

 国際社会の制裁を受け財政が厳しい暫定政権は、自力での支援能力が限られる。手始めに復興住宅約2100棟を「厳しい冬が来るまでに建設したい」としているが、全被災世帯への供給には程遠い。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください