ガザ病院地下「人質がいた痕跡」 イスラエル軍、攻撃を正当化
共同通信 / 2023年11月14日 19時9分
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで地上侵攻を続けるイスラエル軍のハガリ報道官は13日、北部ガザ市のランティシ病院に軍特殊部隊が入ったと明らかにした。病院地下に一時期、イスラム組織ハマスが拘束する人質がいた「痕跡がある」と強調。トンネルや武器など「テロ拠点としていた証拠を見つけた」とも主張した。国際人道法違反である医療機関への攻撃を正当化した。
ガザ保健当局によると、燃料枯渇の影響などでガザ北部の全病院が14日までに機能を停止した。ガザ全体では南部を含め35の病院があり、うち25は医療活動を停止。残る南部の10病院も医薬品や燃料が不足している。
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