1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

子ども略取にベラルーシ関与 ウクライナから、米報告

共同通信 / 2023年11月17日 10時47分

 【ワシントン共同】ロシアによる戦争犯罪の証拠を収集する米国務省の関連団体「紛争監視団」は16日、ウクライナからの子どもの連れ去りにロシアの同盟国ベラルーシが関与していたとの報告書を公表した。計画ではプーチン、ルカシェンコの両大統領が最終的に意思決定し、治安機関が進めていたとしている。

 報告書によると、ロシアがウクライナに侵攻を始めた昨年2月から今年10月までに、6~17歳の少なくとも2442人がウクライナから連れ去られ、ベラルーシの13カ所以上の施設に移された。

 障害のある子や貧しい家の子、孤児ら社会的弱者が標的とされ、ロシア連邦捜査委員会と、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部ドネツク州、ルガンスク州の教育省が選定。ロシアを経由し、鉄道でベラルーシに運ばれた。

 移送先には軍事訓練を施す施設のほか、ロシア側の体制支持への再教育施設が含まれる。病院で「リハビリ」と称した内容不明の医療措置を受けた子どももいた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください