1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

大統領、米の支援継続訴え 予算停滞「ロシアを利する」

共同通信 / 2023年12月12日 9時37分

11日、米ワシントンの国防大で演説するウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供・ゲッティ=共同)

 【キーウ、ワシントン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、米国を訪問した。ワシントンの国防大で演説し、米議会でウクライナ支援予算の承認が滞っている現状はロシアを利するだけだとして、早期の予算確保と支援継続を訴えた。ロシアは民主主義陣営の打倒も狙っているとして「プーチン大統領は敗北しなければならない」と強調した。

 米議会では共和党の反対で支援予算案が通らず、年末までに予算が枯渇する恐れが強まっている。最大支援国の米国からの兵器供与が停滞すれば、ウクライナの抗戦は極めて困難になる。ゼレンスキー氏は12日にバイデン大統領とホワイトハウスで会談するほか、米議会を訪れる。支援継続を強く迫る構えだ。

 ゼレンスキー氏は演説で「米議会が問題を解決できないことに勇気づけられている者がいるとすれば、プーチンとその仲間だ」と述べた。米国のウクライナ支援が遅れたり削減されたりすれば「プーチンらの夢が実現することになる」と危機感をあらわにした。

 「ウクライナは決してあきらめない。頼りにしてもらっていい。われわれも同じように米国を頼りにできることを期待している」と述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください