安保機密漏えいに懲役10年 身辺調査し資格判断、法制化へ
共同通信 / 2024年1月17日 19時25分
政府は17日、安全保障上の国家機密の取り扱いを有資格者に認める「セキュリティー・クリアランス」制度の最終とりまとめ案を有識者会議に示した。情報を漏えいした場合、特定秘密保護法と同じ「懲役10年以下」を念頭に罰則を導入する方針。飲酒や、薬物乱用、犯罪歴のような身辺調査をした上で資格付与を判断する。今月召集される通常国会での法制化を目指し、与党と制度設計を詰める。
最終案は、既に制度を導入している米国など「主要国に通用する」枠組みとする必要性を指摘。機密や極秘情報を漏えいした場合の罰則を「特定秘密保護法と同じ水準とすることが適当だ」と強調した。企業活動の一環として情報を漏らした場合には、企業に罰金を科すべきだとした。
身辺調査については、対象者の同意を前提に実施し、仮に不合格となったり調査を拒んだりしても、個人が不利益な扱いを受けるべきではないと強調。採用時には、資格取得が必要となることを事前に告知し、解雇や理不尽な配置換えを強いてはいけないとした。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1ゆれる兵庫県庁 「解明が務め」と百条委、「自分も処分?」と疑心暗鬼になる職員も
産経ニュース / 2024年7月19日 20時1分
-
2コロナ「第11波」、変異株KP・3が主流 流行期入りで夏に感染拡大か
産経ニュース / 2024年7月19日 21時4分
-
3ユニクロでブラジャーなど大量万引き 1200万円超す被害 ベトナム国籍の女3人を逮捕・送検
ABCニュース / 2024年7月19日 19時2分
-
4防衛相、海自元隊員逮捕は「昨晩知った」 与野党から批判の声
毎日新聞 / 2024年7月19日 18時0分
-
5こども園の通園バスに置き去りにされた園児死亡 元園長ら控訴せず判決確定(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年7月19日 9時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)