ロシア大統領、早期訪朝に意欲 北朝鮮、迎え入れ準備

ロシアのプーチン大統領（左）、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記（いずれもタス＝共同）

　北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、崔善姫外相のロシア訪問に際し、プーチン大統領が早期訪朝に向けた意欲を示したと伝えた。プーチン氏は、金正恩朝鮮労働党総書記による招請に謝意を表明。北朝鮮政府は「真心を尽くして迎え入れる準備ができている」とした。訪朝は3月のロシア大統領選前にも実現する可能性がある。

　今月19日に帰国した崔氏はロシア滞在中、プーチン氏と会談。訪朝日程の調整を進めたとみられている。朝鮮中央通信は、北朝鮮の外相補佐室がまとめた崔氏の訪ロ結果の内容として報じた。（共同）