喫煙ルーム、3月16日廃止 東海道・山陽・九州新幹線

　JR東海、西日本、九州の3社は26日、東海道、山陽、九州新幹線の喫煙ルームの廃止日が3月16日に決まったと発表した。同日始発から使用できなくなる。JR東日本やJR北海道の運行する新幹線は既に禁煙のため、国内全ての新幹線の車内が完全禁煙となる。

　3社は近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下が理由と説明している。空いたスペースは災害などへの対応強化のため、非常用飲料水の配備に活用する。

　3社は昨年10月、2024年春に喫煙ルームを廃止すると発表したが、具体的な廃止日は明らかにしていなかった。