津波被災地、疲労の色濃く 「これからどう暮らせば」
共同通信 / 2024年1月31日 19時5分
能登半島地震の津波被災地では31日、損壊した自宅を片付けたり、がれきの中から捜し物をしたりする姿が見られた。「これからどうやって暮らしていけばいいのか」。先の見えない状況に、住民には疲労が色濃くにじむ。
石川県能登町の白丸地区。流され放置された車や、1階部分がつぶれて傾き、今にも倒れそうな住宅が。
片付けに訪れた堀浜浩さん(82)の自宅は、1階が泥をかぶり、倒れた電柱が屋根に寄りかかったまま。「1カ月近くたってもこんな状態で、進んでいない。この家にはもう住めないだろうけど、再建する余裕もない」
住宅のほとんどが津波被害に遭った同県珠洲市三崎町寺家の下出地区は、泥にまみれた靴やぬいぐるみなどが道路沿いに散乱。海辺には打ち上げられた船が複数残る。
高台の集会所では、10人ほどが避難を続ける。区長の出村正広さん(76)は「水が使えないとどうしようもない。全員の避難が解消するまで、あと2カ月以上かかるのではないか」と厳しい見通しを示す。
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