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物流停滞、買い物困難続く 品物不足、従業員も被災

共同通信 / 2024年2月1日 5時1分

鮮魚の刺し身の販売を再開したスーパー「大丸」=1月28日、石川県珠洲市

 能登半島地震で石川県の被災地は道路が寸断されて物流が滞り、スーパーやコンビニの営業に支障が出ている。各社が通常営業の再開を模索するが、品不足や施設の損傷、被災した従業員のケアなど問題が山積する。

 「なるべく野菜や魚を食べ栄養が偏らないようにしたいけど、手に入らない」。輪島市の岡垣未来さんはため息をつく。家族の健康面を気にするものの、レトルト食品が多い。

 「奥能登」地域で、大手コンビニで唯一展開するファミリーマートは、輪島市の2店舗で1日数時間の時短営業をするが、珠洲市や能登町などでは休業が続く。

 広報担当者は「道路の復旧状況や天候の影響で、安定した商品供給や人員派遣に制約が生じている」とする。

 ドラッグストアチェーンの「ゲンキー」は、地震翌日から石川県内の全店舗で営業を再開。天井が崩落するなどした店舗の限られたスペースで在庫を販売し、被災者の生活をつないだ。

 だが、珠洲市の店舗では被災した従業員が「子どもを避難所に置いていけない」と退職が相次ぎ、県外から社員が出張してなんとか営業を続けている。

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