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中国、放水砲や衝突は自制 南シナ海の比軍拠点補給

共同通信 / 2024年2月2日 21時41分

フィリピン軍が2022年6月に公開した、軍拠点となっている南シナ海のアユンギン礁の座礁船(奥)(フィリピン軍提供、共同)

 【マニラ、北京共同】フィリピン軍は2日、南シナ海のアユンギン礁の軍拠点に船で補給を行ったと明らかにした。昨年12月の前回の海上補給では、同礁の権益を主張する中国船団がフィリピンの船団を激しく妨害し、3隻が大きな損傷を受けた。関係筋によると、今回は船による衝突や放水砲の使用はなかった。中国側が自制したとみられる。

 フィリピン側は12月に中国海警局の艦船に体当たりされた補給船の修理のため、軍拠点への海上補給が遅れ、1月21日に異例の緊急空輸で少量の物資補給を行っていた。

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