伊藤有希5位、高梨沙羅は6位 小林陵侑9位、W杯ジャンプ

W杯ジャンプ女子第23戦で飛躍を終えた伊藤有希＝ビケルスン（共同）

　【ビケルスン（ノルウェー）共同】ノルディックスキーのワールドカップ（W杯）ジャンプは17日、ノルウェーのビケルスンで行われ、女子個人第23戦（ヒルサイズ＝HS240メートル）で伊藤有希（土屋ホーム）は200メートル、185メートルの348.1点で5位となった。

　高梨沙羅（クラレ）は2回とも188メートルで、344.5点の6位。フライングヒルでの女子W杯は初開催だった。

　男子個人第29戦（HS240メートル）は変則日程のため1回のみの飛躍で争われ、小林陵侑（チームROY）は221メートルの220.7点で9位だった。51歳の葛西紀明（土屋ホーム）は212メートルを飛んで27位に入った。

　女子はアイリンマリア・クバンダル（ノルウェー）が今季3勝目、通算4勝目。ニカ・プレブツ（スロベニア）が1戦を残して初の総合優勝を決めた。男子はシュテファン・クラフト（オーストリア）が今季13勝目、通算43勝目とし、3戦を残して4季ぶり3度目の総合優勝を確定させた。