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兵器用核禁止へ会合新設 上川氏、安保理で表明

共同通信 / 2024年3月19日 0時8分

「核軍縮・不拡散」をテーマにした国連安保理の閣僚級会合で議長を務める上川外相=18日、ニューヨークの国連本部(共同)

 【ニューヨーク共同】上川陽子外相は18日午前(日本時間同日午後)、「核軍縮・不拡散」をテーマにした国連安全保障理事会の閣僚級会合に議長として出席した。演説で「核兵器のない世界の実現に向けた現実的、実践的取り組みが重要だ」と強調。岸田文雄首相が提唱する核軍縮の行動計画「ヒロシマ・アクション・プラン」を具体化する一歩として、兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の交渉開始へ機運を高めるため「フレンズ(友好国)」会合の新設を表明した。

 国連のグテレス事務総長は会合で「広島、長崎の被爆者は平和を伝える偉大な生き証人だ」とたたえ、核保有国は核軍縮への対話に応じていないと批判した。核兵器に関し「地球上の全ての生命を絶滅させることができる最も破滅的な兵器だ」として廃絶を呼びかけた。

 演説で上川氏は中国を念頭に「特定国の核戦力の急速な増強は核軍拡競争に火を付ける可能性がある」と指摘。ウクライナに対するロシアの核威嚇を非難し、米ロの核軍縮協定「新戦略兵器削減条約(新START)」の完全履行を求めた。

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