日本企業のCO2輸出計画が急増 地中に貯留、現地反発も
共同通信 / 2024年4月7日 21時1分
脱炭素対策の一環で日本企業が二酸化炭素(CO2)を東南アジアなどに輸出し地中にためる計画が過去2年ほどで急増し、少なくとも13件に上ることが7日、共同通信のまとめで分かった。電力や製鉄、石油元売りといった排出量の多い企業が参画、早ければ2030年前後の開始を見込む。
CO2の地中貯留は政府も30年の実用化を見据える。国内には適地とされる枯渇したガス田などが少なく、海外でも推進する姿勢を示す。一方、地中貯留は低コスト化が課題で、商業ベースで実用化した例は世界でも限られる。先進国が出したCO2の受け入れには現地で反発も出ており、日本政府や企業の思惑通りに進むかどうか見通せない。
CO2が大気中に放出される前に発電所や工場などで回収し、地下深くに封じ込める技術はCCSと呼ばれる。
三菱商事やENEOS(エネオス)など4社は、東京湾周辺の火力発電所や製油所から出るCO2を液化し、船でマレーシアに輸送し貯留するCCS事業の検討を進める。中部電力などはインドネシアで貯留する実現可能性の調査に着手した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
杉山大志 再エネ利権を一掃せよ 「電力コスト」より「電気代」を指標にせよ GX実行なら高騰間違いなし 電気代の定義を捻じ曲げて国民を欺く日本政府
zakzak by夕刊フジ / 2024年8月10日 10時0分
-
豪州沖合CO2貯留鉱区の探査許可の獲得及びJパワーとの戦略的提携について
PR TIMES / 2024年8月9日 13時40分
-
アジア脱炭素化、行動方針策定へ 10月にラオスで首脳会議
共同通信 / 2024年8月4日 16時7分
-
スウェーデン、BECCSプロジェクトに360億クローナ支援(スウェーデン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月30日 0時40分
-
電気事業連合会会長(中部電力社長)・林 欣吾「電力の安定供給と将来的な脱炭素の両立へ、多元方程式を解くつもりであらゆる手段を尽くす!」
財界オンライン / 2024年7月24日 14時0分
ランキング
-
1台風5号、岩手・秋田横断=記録的大雨、氾濫や土砂災害警戒
時事通信 / 2024年8月12日 21時34分
-
2「引き続き身の安全を」台風5号、岩手で土砂崩れや床下浸水の被害
毎日新聞 / 2024年8月12日 18時32分
-
32人が死亡した放火事件 容疑者の23歳男は上の階の住人と掃除機音でトラブルか 事件当日も相談を受け警察が来ていた…
CBCテレビ / 2024年8月12日 17時30分
-
4知ってる人だけ得をする。TOHOシネマズで「簡単に20%キャッシュバックを受ける方法」
日刊SPA! / 2024年8月12日 15時52分
-
5うれしくない全国最長記録… 35度以上の「猛暑日」25日連続で うだる福岡・太宰府市
RKB毎日放送 / 2024年8月12日 12時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)