東京円、1ドル=152円台後半 米早期利下げ観測が一段と後退
共同通信 / 2024年4月11日 12時50分
11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比98銭円安ドル高の1ドル=152円82~85銭。ユーロは69銭円高ユーロ安の1ユーロ=164円14~24銭。
10日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げするとの観測が一段と後退して米長期金利が上昇した。日米金利差の拡大を材料視した円売りドル買いが進んだ。
市場では「米国の根強い物価上昇が強く意識された」(外為ブローカー)との声があった。
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