生活相談員に「攻撃」多数 3割弱が退職や休職考えた
共同通信 / 2024年4月12日 4時42分
消費生活相談員に攻撃的な態度を取ったり、一方的に話し続けたりする「対応困難者」と呼ばれる相手に関し、国民生活センターが、相談員側の受ける負担を調べた報告書を公表している。対応困難者を原因として退職や休職を「考えたことがある」と答えた人が3割弱いることも判明。相談員経験者は「相談に来る大半は応対にも問題のない人だが、相談員がストレスをためない対策を取るべきだ」としている。
センターの定義で対応困難者は「適切に対応しているにもかかわらず、社会通念から逸脱するような主張を止めず、怒りを相談員に向けてくる者」とされる。全国の消費生活センターや相談員に昨年10~11月、アンケートし、分析した。
調査によると、対応困難者について「ストレスを感じる」と答えた人は9割超に上る。「相談員の本来業務ではないと思う」との回答もある一方で、仕事だと割り切るようにしているという声も多数あった。
国や自治体に対しては「対応する体制を作ってほしい」「電話機に録音機能を付けてほしい」といった希望が多かった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
転職者の3人に1人「やめた会社に戻りたい」...それなら「出戻り」という一石二鳥の妙案があります/マイナビ・朝比奈あかりさん
J-CASTニュース / 2024年8月9日 17時46分
-
約9割の社員が「ストレスを感じている」 会社はどう対応すればいいのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月9日 8時0分
-
がんになっても仕事はやめないほうがいい?…高額な医療費を抱える「がん患者」のための救済制度【医師が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月24日 10時0分
-
「介護と仕事の両立」は「育児と仕事の両立」とは全く違う…産業医は知っている"介護中社員"の複雑な実態
プレジデントオンライン / 2024年7月18日 16時15分
-
退職代行業者と精神科医が「最強タッグ」を組んでいる…「カジュアルに退職する社員」が増えている裏事情
プレジデントオンライン / 2024年7月15日 8時15分
ランキング
-
1〈従業員が川で全裸で溺死〉逮捕された“元ヤンでパンチパーマのいじめっ子”の会社社長は日頃から被害者男性に暴行といじめ三昧。痩せ細った被害者は「食べ物をわけて頂けないですか」と社長親戚を訪ねて…
集英社オンライン / 2024年8月10日 10時0分
-
2「勤務中に木村次郎衆院議員からパワハラ」、元秘書が労基署に…木村氏「行き過ぎた言動あった」
読売新聞 / 2024年8月10日 9時6分
-
3「クソポリが!おまえの住所、家族、全部調べてあるからな」パトカーの画像と共に、警察官を脅すメッセージ…第三者からの情報提供で発覚、逮捕の38歳の会社役員「実際、殺すだとか、企てるつもりはなかった」
北海道放送 / 2024年8月10日 9時5分
-
4群馬・みなかみ町の親子殺人未遂事件で指名手配された51歳長男、昭和村のダムで遺体発見
読売新聞 / 2024年8月10日 15時17分
-
5「輸出立国は遠い昔」「海外からの直接投資は世界最低レベル」“為替介入の指揮官”神田眞人前財務官が〈それでも日本経済を悲観しない理由〉
文春オンライン / 2024年8月10日 6時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください