金日成氏の「太陽」掲げず 正恩氏、内部統率に自信か
共同通信 / 2024年4月18日 16時7分
【北京、ソウル共同】北朝鮮で最大の祝日とされる15日の故金日成主席の生誕記念日を巡り、今年は国営メディアで「太陽節」の呼称がほとんど用いられず、注目を集めている。韓国政府関係者は18日、金正恩朝鮮労働党総書記が内部統率に自信を深め、祖父を神格化して威を借りる必要がなくなったためだとの見方を示した。
例年は記念日に際し、北朝鮮メディアや首都平壌の掲示物に太陽節が繰り返し登場していた。だが今年は15日の党機関紙、労働新聞の記事の一つに登場した程度。代わりに「4月の名節」などの表現が用いられた。
韓国統一省によると、金日成氏の誕生日は1960年代から公休日に指定され、死後の97年から太陽節と呼ばれるようになった。太陽は「唯一の指導者」を示し、神格化の一環とされる。
今年は金日成氏と故金正日総書記の遺体が安置されている平壌のクムスサン太陽宮殿でも、最近訪れる頻度が減っていた金正恩氏だけでなく、党幹部全員の訪問が伝えられなかった。異例のことだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1中国ハッキング疑惑、米国史上最悪と上院情報委員長
ロイター / 2024年11月25日 12時1分
-
2トランプ氏の復権は「悲しみ」とメルケル氏…「好奇心旺盛だが、それは自分を強くするため」
読売新聞 / 2024年11月25日 9時20分
-
3《トランプ圧勝の大統領選からアメリカがみえる!》「なぜ火曜日に投票?」「どうして選挙人という存在が生まれた?」から「ハリスに待ち受ける屈辱」までジャーナリストが解説
NEWSポストセブン / 2024年11月25日 11時15分
-
4焦点:ロシアの中距離弾道弾、西側に「ウクライナから手を引け」と警告か
ロイター / 2024年11月25日 14時14分
-
5パキスタンで宗派間抗争、82人死亡 7日間「停戦」へ
AFPBB News / 2024年11月25日 12時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください