亜細亜大の中国人教授が失踪 一時帰国時に拘束か
共同通信 / 2024年4月21日 21時0分
亜細亜大の范雲濤教授(61)=中国籍=が昨年2月に中国に一時帰国し、失踪したことが21日分かった。消息を絶つ前に中国で当局者の接触を受けており、拘束された懸念がある。日中関係筋が明らかにした。神戸学院大の胡士雲教授も昨年夏に中国に一時帰国して消息不明になったことが今年3月に判明。「スパイ」摘発を強化する中国当局が日本在住の中国人研究者を標的にしている可能性があり、日本政府は事態を注視している。
中国は昨年7月に改正反スパイ法を施行し、今年5月には改正国家秘密保護法を施行する。外国人や外国と交流のある中国人への取り締まりが強まる恐れがある。悪化している日中関係にさらなる影を落としそうだ。
複数の関係筋によると、范氏は昨年2月下旬、実家のある上海に一時帰国し、その後連絡が取れなくなった。范氏は音信が途絶える前、周囲に「当局者に同行を求められ、尋問を受けた」と漏らしていた。范氏には持病があり、適切な治療が必要だという。
范氏は大学の授業が始まる昨年4月までに日本に戻る予定だったが、現在も日本在住の家族と連絡が取れない。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
与野党幹部らが相次ぎ訪中 自民・森山裕氏や海江田万里衆院副議長、政治交流が再起動
産経ニュース / 2024年7月22日 19時18分
-
ニュース裏表 峯村健司 中国「反スパイ法」新規定、空港や路上で「個人スマホ検査」強化 日本政府は緩すぎる!台湾は「渡航危険レベル」引き上げ
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月13日 10時0分
-
【日本人学校バス襲撃】経済政策からエロ話まで、規制だらけの中国で「反日」だけ違う理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月3日 11時20分
-
中国、スマホ検査の規定施行 外国人の監視強化も
共同通信 / 2024年6月30日 16時3分
-
日本の主権を侵害する香港当局を政府は許すのか 香港の民主・人権活動家が日本に向かわない3つの理由
東洋経済オンライン / 2024年6月27日 12時0分
ランキング
-
1イスラエル軍、奇襲で殺害された5人の遺体収容 ガザ作戦
AFPBB News / 2024年7月25日 19時43分
-
2イスラエル、首相訪米中もガザ攻勢強める ラファ中心部に戦車
ロイター / 2024年7月26日 0時25分
-
3韓国、「佐渡島の金山」の世界遺産登録に反対しない方針…「日本が全体の歴史反映すると約束」
読売新聞 / 2024年7月26日 12時56分
-
4「世界で最も安全な旅行先」7位に韓国ソウル、1位に選ばれたのは?=韓国ネット「うらやましい」
Record China / 2024年7月26日 7時0分
-
5深層韓国 パリ五輪は「沈みゆく韓国」の象徴 もはや〝スポーツ強国〟とは言えない「ニッチ種目」だけの出場、国中が意気消沈
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月26日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)