楽天グループ、純損失423億円 1~3月期、赤字幅は縮小
共同通信 / 2024年5月14日 19時30分
楽天グループが14日発表した2024年1~3月期連結決算は、純損益が423億円の赤字だった。携帯電話事業がグループ全体の足を引っ張る構図は変わらないが、契約回線数は増加傾向が続いており、赤字幅は前年同期の825億円から縮小した。
売上高に当たる売上収益は前年同期比8.0%増の5136億円で、1~3月期としては過去最高だった。ネット通販や金融などの事業が好調に推移した。
携帯事業単体で見ると、営業損失は719億円で前年同期の1026億円から改善した。オンラインで記者会見した楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は「(利払い費などを除いたベースでの)黒字化が目前まで来ている」と強調した。
携帯事業の契約回線数は24年3月末時点で633万件と過去最高だった。KDDIから回線を借りる「ローミングサービス」の拡大で通信品質が改善したことが、契約獲得にもつながり始めていると説明している。屋内でも携帯電話がつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」の商用サービスの開始時期については6月ごろを目指すとした。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
インドネシアGoTo、第2四半期は赤字縮小 コスト削減が奏功
ロイター / 2024年7月31日 14時28分
-
悲願のプラチナバンドがスタート、それでも、厳しい財務状況続く楽天
財界オンライン / 2024年7月25日 15時0分
-
ファーストリテイリングが最高益更新もセブン、イオンの2強は減益
財界オンライン / 2024年7月24日 18時0分
-
楽天モバイルの“株主優待SIM”を使ってみた 毎月30GBを1年間、サブ回線の運用に最適
ITmedia Mobile / 2024年7月8日 11時7分
-
「ペイディの黒字決算」ではみえないBNPLの苦難 ジャックスは事業撤退、軌道修正を図る動きも
東洋経済オンライン / 2024年7月4日 8時50分
ランキング
-
1「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
2海外の優秀なエンジニアが日本企業を選ばない訳 人気が落ちている要因は「企業の体質」にあった
東洋経済オンライン / 2024年7月30日 16時0分
-
3部屋に泥棒がいる!〈高級老人ホーム〉で優雅に暮らす86歳母からのSOS…急ぎ駆けつけた51歳長男の目に飛び込んできた「まさかの光景」【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月30日 11時15分
-
4しまむらグループの子ども服「バースデイ」が謝罪、物議のコラボ商品の販売中止【全文】
ORICON NEWS / 2024年7月30日 20時41分
-
5なぜペットボトルのサイズが8種類もあるのか…伊藤園の「むぎ茶」が圧倒的に支持される納得の理由
プレジデントオンライン / 2024年7月30日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください