SNS投資詐欺で6億円被害 アナリスト装い勧誘、神戸

兵庫県警本部

　神戸市の70代男性が交流サイト（SNS）を通じ、実在する著名な投資アナリストを装った人物に架空の投資を持ちかけられ計約6億6千万円をだまし取られていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。男性から被害届を受けた兵庫県警が捜査している。

　著名人らを装い架空投資を持ちかける「SNS型投資詐欺」では、4月に茨城県の女性会社役員が過去最多の約7億円をだまし取られる被害が判明しており、それに次ぐ規模の被害とみられる。

　捜査関係者によると、神戸市の男性は投資アナリストを名乗る人物からLINE（ライン）を通じて投資話を持ちかけられ、指定された口座に複数回送金したという。