1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

自民、大学再編や定員適正化提言 授業料「出世払い」制度の拡大も

共同通信 / 2024年5月16日 15時55分

 自民党の教育・人材力強化調査会は16日、急速な少子化を踏まえた大学の統合・再編や、定員規模の適正化などを促進する提言をまとめた。大学院修士課程で2024年度から導入された授業料の「出世払い」制度に関し、26年度から学部生への拡充を目指すことにも言及した。

 政府が6月にもまとめる経済財政運営指針「骨太方針」への反映を目指す。

 提言では、入学者が減少していく中、高等教育機関の再編は「避けることができない喫緊の課題」と説明。教育の質を保証できない大学などには撤退を促すとした。私立大への助成金にさらなるめりはりを付けることや、国立大については、値上げも含め適正な授業料設定を検討することも盛り込んだ。

 「出世払い」制度は、授業料を徴収せずに国がいったん負担し、卒業後に所得に応じて返済してもらう仕組み。院生への実施状況や効果を検証し、対象の拡大を目指す。このほか、高校も授業料無償化の拡大が必要だとした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください