イスラエル、ICJに反発 人質奪還へ「戦う義務」
共同通信 / 2024年5月25日 23時7分
【エルサレム共同】イスラエルの戦時内閣に加わるガンツ前国防相は24日、国際司法裁判所(ICJ)がパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃の即時停止を命じる仮処分(暫定措置)を出したことに対し「人質を奪還し、国民の安全を確保するために戦う義務がある」と反発した。
昨年10月に始まったガザでの戦闘を巡り、ICJが攻撃停止に踏み込んだのは初めて。ICJに攻撃をやめさせる執行手段はないが、イスラエルへの国際的圧力が強まるのは必至。イスラエル軍は仮処分後もラファ攻撃を続けた。
ロイター通信は25日、情報筋の話として、人質解放などを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉が26日からの週に再開する見通しとなったと報じた。交渉は停滞している。
イスラエルのハネグビ国家安全保障顧問は声明で、ラファで民間人に危害を加えるような軍事活動は行っていないと強調。ハマスは仮処分を歓迎し、ガザ全域で侵攻と虐殺を止める命令を出すよう期待するとの声明を出した。
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