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金正恩氏「衛星保有は不可欠」 発射後自爆、科学者を鼓舞

共同通信 / 2024年5月29日 9時33分

国防科学院で兵器を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(左端)=28日(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は28日、兵器開発を担う国防科学院で演説し、偵察衛星が発射後のエンジン異常により自爆したと明らかにした上で、宇宙偵察能力の保有が国家防衛のために「必要不可欠だ」と述べた。「失敗は成功のもとだ」と強調し、科学者たちを鼓舞した。朝鮮中央通信が29日報じた。

 今後も打ち上げを続ける姿勢を明確にした一方、具体的な発射時期については言及がなかった。金氏は昨年末、今年中に3機の衛星を打ち上げる計画を表明していた。

 金氏は演説で、今回の衛星の発射予告を受けて韓国空軍が実施した戦闘機の攻撃訓練に関し「座視することができない非常に危険な挑発行為で、容認できない火遊びだ」と反発。「圧倒的な行動により自衛権を行使すべきだ」と語り、対抗措置を示唆した。

 北朝鮮は韓国との軍事境界線付近での訓練や偵察行為を特に問題視しており、緊張が高まりつつある。金氏は国防科学院の創立60年に合わせて訪問。報じられた写真によると、多連装ロケット砲などの兵器も視察した。

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