トランプ氏、余裕の笑顔が一変 陪審長、34回「有罪」繰り返す
共同通信 / 2024年5月31日 11時31分
【ニューヨーク共同】余裕の笑顔が一変し、表情が消え落ちた。トランプ前米大統領の不倫口止め疑惑に絡む事件で、ニューヨーク州地裁の陪審が有罪評決を下したのは、30日の評議2日目の終了間際だった。全34件の罪状で1件ずつ「ギルティ(有罪)」と繰り返す陪審長の声にトランプ氏はぶぜんとしたまま、耳を傾けた。
「陪審員を解放したいと思う」。30日夕、州地裁のメルシャン判事が2日目の評議を打ち切り、翌日も継続する意向を検察と弁護側に伝えた。陪審員の間で意見が割れているのではないかとの観測が出た。自身に有利な展開と見たのか、トランプ氏は隣の弁護人にささやき、笑みを浮かべた。
だがメルシャン氏が陪審と接触し、15分ほどで判事席に戻ると一転して「評決に至った」と明らかにした。法廷内にかすかにざわめきが広がり、トランプ氏は正面を見据え、無表情になった。
地裁前にはトランプ氏の支持者と反対派の計100人以上が集まった。評決が報じられると支持者は落胆をあらわにし、反対派は歓声を上げた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1来月の日欧の共同訓練批判=ロシア
時事通信 / 2024年6月29日 16時21分
-
2米民主党はバイデン氏の交代検討を 独高官
AFPBB News / 2024年6月29日 16時39分
-
3ウクライナ、クリミアのロシア宇宙通信施設を破壊 軍が今週攻撃
ロイター / 2024年6月29日 1時28分
-
4ニュース裏表 峯村健司 「露朝条約」にいらだち募らせる中国、三角関係に〝きしみ〟プーチン氏の訪朝、東アジアの国際秩序に地殻変動もたらす
zakzak by夕刊フジ / 2024年6月29日 10時0分
-
5「中国強くなれば世界平和に」=新興国との連帯強調―習主席
時事通信 / 2024年6月28日 17時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)