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犠牲43人、遺族ら鎮魂の祈り 雲仙・普賢岳大火砕流33年

共同通信 / 2024年6月3日 18時15分

雲仙・普賢岳(奥)の大火砕流から33年となり、消防団の詰め所が置かれた農業研修所跡地で発生時刻に合わせて黙とうする遺族ら=3日午後4時8分、長崎県島原市

 43人が犠牲となった長崎県の雲仙・普賢岳(長崎県)の大火砕流から33年となった3日、被災した同県島原市では発生時刻の午後4時8分、防災無線のサイレンが鳴り響いた。遺族らが鎮魂の祈りをささげ、災害の記憶の継承を誓った。

 強い日差しの中、消防団の詰め所が置かれた「農業研修所跡地」には遺族らが集まり、黙とう。団員の夫を亡くした山下睦江さん(68)は「災害の記憶を自分の言葉で次の世代につないでいきたい」と話した。

 警察官2人も殉職。島原署員が追悼に訪れ、松尾文則署長が「多くの人を救おうとした立派な2人に負けない使命感を持って県民、市民のために職責を果たしていかなければならない」と訓示した。

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