2年でカスハラ被害46%が経験 流通サービス、労組調査で
共同通信 / 2024年6月5日 19時0分
労働組合「UAゼンセン」は5日、スーパーやドラッグストアといった流通業やサービス業に従事する組合員のうち、46.8%が直近2年間で、カスタマーハラスメント(カスハラ)に当たる迷惑行為を経験したとのアンケート結果を発表した。2020年の前回調査より9.9ポイント減少したものの依然として被害が多く、さらに対策を強化すべきだと訴えている。
調査は今年1~3月に実施し、計3万3133人が回答。最も印象に残っている迷惑行為は「暴言」が最多の6170件(39.8%)で、「威嚇・脅迫」2281件(14.7%)と続いた。
迷惑行為に遭った際に「謝り続けた」との回答は35.9%で「毅然と対応した」の35.3%とほぼ同率。迷惑行為をした顧客の推定年齢は60代が29.4%、50代が27.2%と中高年が目立った。
「冬の屋外で2時間以上、謝罪させられた」といった具体的事例も寄せられた。
UAゼンセンは「特に対策は取られていない」との回答も多く、企業などに対策を義務付ける法制化が必要だとしている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
カスハラ客の7割が男性との調査も。70代父の迷惑クレーム行為に「娘は怖くて泣き始めて…」
オールアバウト / 2024年6月21日 22時5分
-
カスハラ客の多くが“やり過ぎ”と自覚か…実際に店から相談受けた弁護士の対応と助言「第三者が入って毅然と」
東海テレビ / 2024年6月19日 16時15分
-
なぜ「50歳以上の男性」はカスハラをするのか 3万人実態調査で見えた「実態」
J-CASTニュース / 2024年6月8日 16時0分
-
「カスタマーハラスメントに関する定量調査」を発表 顧客折衝があるサービス職の35.5%がカスハラ被害経験あり
PR TIMES / 2024年6月6日 13時40分
-
悪質クレーマーは遠慮なく警察に通報するべき…従業員をカスハラから守るために活用すべき「7つの刑法」
プレジデントオンライン / 2024年5月29日 9時15分
ランキング
-
1政府、水道水のPFAS全国調査 汚染の実態確認へ
共同通信 / 2024年6月22日 21時12分
-
2「平和の光の柱」上空に 沖縄慰霊の日前夜祭 遺族らが黙とう
毎日新聞 / 2024年6月22日 20時4分
-
3東・西日本、大雨警戒=中国と北陸が梅雨入り―気象庁
時事通信 / 2024年6月22日 18時22分
-
4電車運転中にスマホ確認 阪神、乗客の指摘で発覚
産経ニュース / 2024年6月22日 22時2分
-
5別人映像を容疑者と報道 テレビ北海道、高校生殺人
共同通信 / 2024年6月23日 8時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください