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佐渡金山、補足説明を要請 ユネスコ諮問機関が勧告

共同通信 / 2024年6月6日 22時56分

佐渡金山を構成する「相川鶴子金銀山」のシンボル「道遊の割戸」。人力で掘り山頂が割れたようになった=4月、新潟県佐渡市

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は、新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録に関し、推薦した日本に補足説明を求める「情報照会」と勧告した。文化庁が6日、発表した。勧告区分は4段階あり、「登録」に次ぐ2番目の評価。最終判断をするユネスコ世界遺産委員会で登録が認められた例は多く、可能性を残した。今年の委員会は7月21~31日にインドで開かれ、政府は「登録」への格上げを目指す。

 ただ委員会でも情報照会と決議されれば、登録は来年以降になる。

 佐渡金山は「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」で構成。江戸幕府の下で、金の生産システムが整備された。世界の鉱山で機械化が進んだ16~19世紀にかけて、伝統的手工業による高純度の金を生み出す技術が発展した。

 文化庁によると、諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)は「登録を考慮するに値する価値を有する」と評価。その上で江戸時代より後の物証が多い一部地域を世界遺産の構成から除くべきだと指摘し、日本の説明を求めた。

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