EU、中国製EVへ関税判断 補助金巡り調査大詰め、摩擦激化
共同通信 / 2024年6月8日 19時7分
【ブリュッセル共同】中国製電気自動車(EV)の補助金に関する欧州連合(EU)欧州委員会の調査が大詰めを迎えている。欧州委は安価な中国製EVの普及で欧州の自動車産業が脅かされる事態を懸念。中国が不当な補助金を出して市場をゆがめていると判断すれば、対抗措置として関税を課す構えだ。中国側が報復措置に出る恐れがあり、摩擦激化は避けられない。
中国製EVを巡っては、バイデン米政権が制裁関税を強化すると発表。税率を従来の4倍の100%に引き上げる方針だ。日米欧の先進7カ国(G7)も、中国企業の過剰生産への問題意識を強めており、イタリアで13~15日に開かれるG7首脳会議(サミット)でも議論される見通しだ。
ロイター通信は、6月初旬の予定だった欧州委による調査結果の公表が、6~9日実施の欧州議会選挙後に延期されると報じた。選挙への影響を避けるためとの見方がある。欧州委は昨年10月から調査を開始。結果次第では、対抗措置として今年7月にも暫定的な関税を課す可能性がある。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国は対抗措置で揺さぶり、EUには苦い過去 EV追加関税巡り神経戦
産経ニュース / 2024年6月24日 19時2分
-
中国、7月4日までにEUの対EV関税撤廃望む=環球時報
ロイター / 2024年6月24日 13時55分
-
欧州委、中国製EVに対し「最大38.1%」の追加関税 テスラやBMWなど外資系の中国工場製も対象に
東洋経済オンライン / 2024年6月17日 18時0分
-
中国製EV、関税最大48% EUが補助金不当と判断、対立へ
共同通信 / 2024年6月12日 21時32分
-
EU、中国製EVに最大38.1%の追加関税発動へ 中国は反発
ロイター / 2024年6月12日 20時12分
ランキング
-
120年ぶりの新紙幣に期待と困惑 “完全キャッシュレス”に移行の店舗も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 22時4分
-
2小田急線「都会にある秘境駅」が利用者数の最下位から脱出!超巨大ターミナルから「わずか700m」
乗りものニュース / 2024年7月1日 14時42分
-
3メルカリの「単発バイトアプリ」利用者伸ばす世相 「何が利点なのか」利用者と店舗の声を聞いた
東洋経済オンライン / 2024年7月3日 13時30分
-
4「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 8時30分
-
5カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)