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米兵傷害事件で補償金請求 訴訟の被害者ら、神奈川

共同通信 / 2024年6月14日 20時56分

2022年10月、神奈川県逗子市の事件現場付近を指さす、顔面骨折などの重傷を負った女性。24年6月、米政府に補償金を求める手続きを始めた

 神奈川県逗子市で2022年7月、米海軍横須賀基地所属の米兵クリーガー・ダニエル被告(30)=傷害罪で公判中=から体当たりされて重軽傷を負ったとして、男女4人が計約2100万円の損害賠償を求めた訴訟に絡み、勝訴しても被告が賠償金を支払えない恐れがあるとして、原告側が米政府に補償金を求める手続きを14日に始めた。代理人弁護士への取材で分かった。

 日米地位協定では、公務外で事件や事故を起こした在日米軍の米兵らに支払い能力がない場合、被害者は米政府に代わりに支払うよう請求できる。請求できるのは発生日から2年以内。

 14日、4人のうち顔面骨折などの重傷を負った女性(60)側が「損害賠償請求書」などを防衛省南関東防衛局(横浜市)に提出。残り3人の書類も順次出す予定。今後、同局が報告書を作成し、防衛省から米側に送付、米当局が審査して支払うかどうかを決定する。

 訴状などによると、4人は2022年7月9日夜、逗子市内の海岸から駅方向に歩行中、突然背後から突き飛ばされるなどの暴行を受けたとされる。

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