消防服を防災頭巾やかばんに 燃えにくい素材再生、岡山・倉敷
共同通信 / 2024年6月22日 16時9分
官公庁の制服製造を手がける岡山県倉敷市の「大和被服」が、消防隊員の使用済み防火服を引き取り、防災頭巾やかばんといった商品に再生している。防火服は捨てるのに費用がかかり、悩みの種だった。防水で燃えにくい素材の特性を生かし、子ども向けを中心に作っている。
今年の商品は、岡山県内の消防5団体と鳥取県の1団体の防火服など計約400着から製作。かばんやポーチのほか、表は防火、裏は防水のレジャーシートなどを6月中旬に自社サイトで発売した。レジャーシートは小サイズで3630円。
防火服は耐用年数が5~7年とされる。燃えにくいアラミド繊維を使い、防水にも優れる。だが廃棄費用がかかり、倉庫に積み上げられているケースもあるという。
2021年、大和被服の納入先である岡山市消防局から「新しい防火服に替えるのに伴い廃棄服が大量に出る」と相談を受けたことがきっかけとなった。障害のある小学生らに防災頭巾を作って寄付した。
反響は大きく、23年に商品化。その後、調達先が増えて、今年は計6団体になった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
燃えるゴミ?資源ゴミ?服の捨て方の具体例4選と、捨てるときの要注意ポイントも!
ハルメク365 / 2024年6月29日 15時0分
-
[岡山発] 老舗デニムファクトリー青木被服がデニム作務衣を高野山金剛峯寺へ奉納。-西日本豪雨災害7回忌に小田川の水で染めた井原デニムで追悼-
PR TIMES / 2024年6月28日 11時30分
-
「秒で爆冷」できる!…新感覚のワーキングベストが誕生 作業現場などで大きな話題に
まいどなニュース / 2024年6月26日 12時0分
-
声優・立花慎之介×岡山県のデニムファクトリー「青木被服」 第2弾コラボアイテムリリース!BLACK&WHITEで魅せるキュプラフレアパンツ
PR TIMES / 2024年6月21日 13時15分
-
消防団体向けライトプラン「manaable119」を提供開始。併せて6/19(水)無料ウェビナー「低コストで防火・防災管理講習をオンライン化」を開催。
PR TIMES / 2024年6月10日 14時45分
ランキング
-
1ソニー宮城拠点、250人削減=ブルーレイ、生産縮小
時事通信 / 2024年6月29日 15時49分
-
2「クレカタッチ」は交通系ICカードを駆逐するのか 熊本で「全国相互利用」離脱、一方で逆の動きも
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 7時30分
-
3「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
乗りものニュース / 2024年6月29日 16時42分
-
4作文は「理系だと苦手」「文系が得意」という大誤解 算数が得意な子は大概「作文もうまい」納得理由
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 10時0分
-
5池袋西武とヨドバシ「売り場折半」の波紋と懐事情 北側にヨドバシ出店、西武の集客力に影響は?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください