群馬に通信制「R高校」開校へ 角川ドワンゴ学園が3校目

記者会見に登壇した群馬県の山本一太知事（右）と桐生市の荒木恵司市長（中央）ら＝26日午後、東京都港区

　「角川ドワンゴ学園」（沖縄県うるま市）は26日、東京都内で記者会見を開き、3校目の通信制高校「R高校」を群馬県桐生市に設置すると発表した。2025年4月に開校予定。定員は2万人で、今年9月から出願を受け付ける。

　同学園は16年、うるま市に「N高校」を、21年、茨城県つくば市に「S高校」を開校。両校の生徒数は計約2万9千人に上る。年々増加する生徒数に対応しようと、3校目の開校を決めた。

　R高校は、桐生女子高校跡を活用。授業内容は他の2校と共通でインターネットを活用し、プログラミングや職業体験などに力を入れる。3年制で、生徒は在学中に1回は本校を訪れ、対面授業を受ける。