円急落、37年半ぶり安値 バブル以来、160円後半
共同通信 / 2024年6月26日 23時0分
26日の外国為替市場で円相場が対ドルで急落し、大手銀行によると一時1ドル=160円台後半を付けた。バブル経済期が始まった1986年12月以来、37年半ぶりの円安水準。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げするとの観測が後退し、米長期金利が上昇。投資家が日本と米国の金利差拡大を材料視し、高金利で運用に有利なドルを買って円を売る動きを強めた。
円安はエネルギーや原材料の輸入価格を押し上げ、小売価格にも上昇圧力がかかる。物価がさらに上がれば、個人消費を冷やす懸念もある。
財務省の神田真人財務官は26日夜、記者団に対し、足元の円安進行について「深刻な懸念を有している。高い警戒感を持って市場の動向を注視している」と表明。「行き過ぎた動きに対しては必要な対応を取っていく」と述べた。
午後5時現在は前日比41銭円安ドル高の1ドル=159円89~91銭。ユーロは08銭円高ユーロ安の1ユーロ=170円98銭~171円02銭。東京市場での円相場の下落は1ドル=159円93銭までだったが、その後160円台後半まで円安が進んだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1ソニー宮城拠点、250人削減=ブルーレイ、生産縮小
時事通信 / 2024年6月29日 15時49分
-
2「クレカタッチ」は交通系ICカードを駆逐するのか 熊本で「全国相互利用」離脱、一方で逆の動きも
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 7時30分
-
3「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
乗りものニュース / 2024年6月29日 16時42分
-
4作文は「理系だと苦手」「文系が得意」という大誤解 算数が得意な子は大概「作文もうまい」納得理由
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 10時0分
-
5池袋西武とヨドバシ「売り場折半」の波紋と懐事情 北側にヨドバシ出店、西武の集客力に影響は?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)