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輪島港、今夏中にも操業再開 隆起被害、しゅんせつ作業完了

共同通信 / 2024年6月26日 21時7分

漁船を出港させるのに必要な水深を確保するために海底の土砂をさらうしゅんせつ作業が進む、地震で海底が隆起した輪島港。奥は「輪島朝市」などの市中心部=26日午前、石川県輪島市(共同通信社ヘリから)

 能登半島地震で海底隆起などの被害が出た石川県輪島市の輪島港で、漁船を出港させるために必要な水深をおおむね確保したことが26日、国土交通省への取材で分かった。漁船停泊エリアで海底の土砂をさらう作業を6月中に完了し、今夏中にも操業を再開できる見通し。港を管理する石川県は早期の操業開始に向け、漁業者らとの調整を進める。

 元日の地震発生から間もなく半年。県内有数の水揚げを誇る輪島港の再生に一定の道筋が付き、地域住民のなりわい復興の加速化が期待される。ただ、本格的な操業には時間がかかることも予想される。

 輪島港では海底が隆起して約200隻の小型漁船が座礁状態に陥った。今も一部は港内に閉じ込められた状態で、石川県から国が復旧工事を代行。県も荷揚げ場などの港湾施設や燃油貯蔵施設などの復旧を進めている。

 国交省によると、海底の土砂をさらうしゅんせつ作業は6月下旬までにおおむね終了し、漁船の航行に必要な水深を確保できた。県は作業が完了したエリアから順次、閉じ込められた漁船を別の港へ移動させている。

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