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南三陸町旧防災庁舎、震災遺構に 13年経て7月から恒久保存

共同通信 / 2024年6月28日 3時48分

宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎=10日

 東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲となり、鉄骨だけの姿となった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎は、7月1日から町が管理する震災遺構となる。「見るのがつらい」という遺族感情を踏まえ解体するか、震災伝承のため保存するかで揺れたが、13年の年月を経て恒久保存の結論に至った。町は今後、教訓伝承に向けた活用策を探る。

 2011年3月11日。鉄骨3階建て、高さ約12メートルの庁舎の屋上を越える津波が襲った。当時庁舎にいた佐藤仁町長(72)ら約10人が手すりにしがみつくなどして一命を取り留めたが、防災無線で住民に避難を呼びかけ続けた職員の遠藤未希さん=当時(24)=らが犠牲になった。

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