ソウルで「愛の虫」大発生 温暖化影響、歓迎されず
共同通信 / 2024年7月1日 3時41分
【ソウル共同】韓国の首都ソウルなどで近年6~7月、「ラブバグ(愛の虫)」と呼ばれるケバエの一種が大量繁殖している。人には無害で、雄と雌がつながって飛び回るために付いた愛称こそほほえましい。だが大発生の背景には地球温暖化があるとされ、決して歓迎された存在ではない。
韓国メディアによると、もともとの生息域は中国南部などの亜熱帯だが、2022年からソウル郊外で大発生。ソウルは今年6月、観測史上最も早い熱帯夜を記録し、ラブバグの姿も目立った。
植物の受粉を助けることなどから「益虫」とされるが、つながった状態で全長約1.5センチとなる2匹が低空を飛び回り、不快そうに振り払う人も多い。ソウル市民を対象にした調査では86%が「害虫」と回答した。
ラブバグについて、韓国の研究チームが「今後50年で日本を含む北東アジアの相当部分が生息可能地域になる」と指摘したこともある。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
地球温暖化が影響か 全国的にカメムシが大量発生中 夏に向けてさらに増加も?
ウェザーニュース / 2024年6月30日 10時55分
-
虫が飛び回る季節到来 ハエが“脚”をこすり合わせるのはなぜ? 驚きの生態
ウェザーニュース / 2024年6月29日 5時10分
-
ソウル各地で猛威をふるう「ラブバグ」…北漢山の頂上が真っ黒に
KOREA WAVE / 2024年6月26日 6時0分
-
むしろ益虫なのに…「赤い背中のハエ」の襲撃にソウル各地域で悲鳴
KOREA WAVE / 2024年6月25日 19時30分
-
韓国・早い夏の「招かれざる」客…窓にびっしり「とても気持ち悪い」
KOREA WAVE / 2024年6月19日 6時0分
ランキング
-
1金正恩総書記の肖像が描かれたバッジ、党幹部らが着用…偶像化を進める狙いか
読売新聞 / 2024年6月30日 17時8分
-
2蘇州の邦人切り付け、無差別か 中国人男、社会に不満も
共同通信 / 2024年6月30日 16時21分
-
3米大統領選挙撤退を否定するバイデン氏、最終判断は夫人の意向が影響か…民主党内から候補差しかえ論も
読売新聞 / 2024年6月30日 20時34分
-
4北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会が金正恩総書記の生母・高容姫氏の記録映画や映像の破棄を命令 日本生まれの出自を懸念か
NEWSポストセブン / 2024年6月30日 7時15分
-
5中露+「第3の隣国」 バランス外交に苦慮するモンゴル ウクライナ侵略で国際環境激変
産経ニュース / 2024年6月30日 18時39分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)