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日常生活への影響深刻、8.5% コロナ後遺症の患者、半年後に

共同通信 / 2024年7月1日 19時52分

新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルス感染後の後遺症患者のうち、8.5%に感染から約半年後も日常生活に深刻な影響があったとする研究結果を厚生労働省研究班が1日、発表した。オミクロン株流行期の感染者を調べた。

 チームは2022年7~8月に新型コロナに感染した20~60代の8392人と感染しなかった6318人を比較して分析。感染から約半年後にアンケートしたところ、感染者の11.8%に当たる992人に後遺症とみられる長引く症状があった。このうち8.5%の84人が日常生活に深刻な支障があると答えた。

 主な症状は味覚障害、筋力低下、嗅覚障害、脱毛、集中力低下などだった。

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