児童ポルノ代金、メルカリ悪用か 別商品を販売、埼玉の男逮捕

警視庁

　児童ポルノ動画を販売し、フリーマーケットアプリ「メルカリ」で別の商品を購入させる形で代金を受け取っていたとして、警視庁は1日、組織犯罪処罰法違反の疑いで、埼玉県新座市、無職木村真魚容疑者（44）を逮捕した。「不特定多数に売ったつもりはない」と容疑を一部否認している。

　警視庁によると、メルカリに出品した雑誌にポルノ動画の作品リストを入れて販売。動画の購入希望者と秘匿性が高い通信アプリ「テレグラム」で値段交渉し、代金はメルカリに出品した違法ではないDVDを購入させる形で支払わせていた。動画はSNSで知り合った女子中高生を撮影したもので、購入者にテレグラムで送っていたという。