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ガザ南部、市民に退避要求 イスラエル軍、集中攻撃か

共同通信 / 2024年7月2日 7時4分

ガザ南部ハンユニスで退避する市民=1日(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は1日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスなどで市民に退避を要求した。ガザ北部で先週、退避要求後に集中攻撃しており、同様の展開が予想される。ガザへの人道支援物資の主要輸送路になっているケレムシャローム検問所周辺が対象地域に含まれ、輸送が停滞すれば人道危機がさらに深刻化しそうだ。市民は避難を始めた。

 ネタニヤフ首相は軍関係の学校で演説し、敵対するイスラム組織ハマスについて「軍事力壊滅に近づいている」と強調した。ガラント国防相も同様の認識を表明している。ネタニヤフ氏は「残存勢力を標的にした戦闘を続ける」と述べた。

 イスラエル軍は先週、ガザ北部シャジャイヤを集中攻撃してハマス戦闘員40人以上を殺害、市民も犠牲になった。ハマスが部隊を再編しているとの情報を得たためだとみられている。

 軍は1日もガザ各地を攻撃した。中部ヌセイラトや最南部ラファで市民が死傷した。ガザ保健当局によると、戦闘開始後のガザ側死者は3万7900人。

 レバノン国境沿いでは親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦が続いた。

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