5月の実質賃金、26カ月連続減 前年比1.4%減、過去最長更新
共同通信 / 2024年7月8日 8時38分
厚生労働省が8日公表した5月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は前年同月から1.4%減った。マイナスは26カ月連続で、3月、4月に続いて過去最長を更新。大手企業を中心に賃上げが相次いだ今春闘の結果が反映され現金給与総額は上昇したが、物価高騰に追い付かない状況がなお続いている。
名目賃金に当たる現金給与総額は1.9%増の29万7151円で、29カ月連続のプラス。一方、統計の算出に用いる消費者物価指数が3.3%上昇し、差し引きで実質賃金はマイナスだった。
厚労省の担当者は「今後も賃上げ効果で現金給与総額は伸びるとみているが、物価上昇が落ち着かないと実質のプラス転換は難しい」との見方を示した。
現金給与総額の内訳は、基本給を中心とした所定内給与が2.5%増の26万3539円、残業代などの所定外給与が2.3%増の1万9441円だった。主にボーナスが占める「特別に支払われた給与」は8.5%減の1万4171円だった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ひろゆき氏 実質賃金26カ月連続減に「春闘の後に実質賃金が上がると言った人達は嘘つきでした」
スポニチアネックス / 2024年7月8日 14時21分
-
5月の実質賃金、前年同月比1・4%減…賃上げが物価上昇に追いつかない状況続く
読売新聞 / 2024年7月8日 9時54分
-
5月実質賃金1.4%減、春闘で所定内31年ぶり伸びも物価高が相殺=毎月勤労統計
ロイター / 2024年7月8日 8時34分
-
5月の実質賃金減、26カ月連続=物価高でマイナス幅拡大
時事通信 / 2024年7月8日 8時33分
-
【速報】「実質賃金」26か月連続の減少で過去最長 今年5月は前年同月比1.4%減
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月8日 8時32分
ランキング
-
1なぜSuicaのペンギンは愛されるのか ペンギンの顔をした「ベレー帽」が“激アツ”の理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月7日 7時30分
-
2《旭川女子高生殺害》事件直前に助け求めたコンビニ店を責める正義の暴走 他のコンビニ店員「時給1000円とかでそこまで担うのは勘弁」
NEWSポストセブン / 2024年7月7日 16時15分
-
3最高値を更新した日本株の上昇は今後も続く ただし短期では強弱感対立による激しい攻防も
東洋経済オンライン / 2024年7月8日 10時30分
-
4苦しんでいる人の「死にたい」という発言に「そんなこと言わないで」と返すのがNGな理由【医師・和田秀樹氏が解説】<br />
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月8日 10時0分
-
5「休日は何をしているんですか?」にバカ正直に答えてはいけない…センスのいい人が自然とやっている返し方
プレジデントオンライン / 2024年7月7日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)