幼子抱き、どこに行けば キーウ病棟崩壊、途方に暮れる親
共同通信 / 2024年7月9日 20時9分
【キーウ共同】ロシア軍のミサイル攻撃で病棟が大破したウクライナ首都キーウ(キエフ)の小児病院は同国最大規模の専門病院で、難病を抱えた子どもたちの治療に当たってきた。「この子はがんです。これからどうすればいいのか」。2歳の幼子を抱いた父親は9日、崩れ落ちた病棟近くで途方に暮れていた。
IT関連業オレクサンドルさん(22)とマリアさん(23)が、血液がんを患う長男ルドビクちゃん(2)を抱いて病棟玄関に立ちすくんでいた。抗がん剤の影響でルドビクちゃんの髪の毛はない。キーウ州の自宅からほぼ毎日通院しているが、たまたま8日は治療がなく難を逃れた。
9日は担当医に治療方針を確認するため来院。通い慣れた病棟はほぼ全ての窓ガラスが割れ、治療室の天井ははがれ落ち、多くの医療器具が大破。担当の女性医師も頭を負傷した。夫妻は惨状にぼうぜんとしていた。
麻酔科のオレクサンドル・ビソツキー医師(36)は「病院を再建できるかどうかは分からない。ただ私の仕事は命を救うこと。仕事を続けるだけだ」と淡々と語った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
がんになって「はじめて見える世界」がある。がんに集中しすぎないことも重要【梅宮アンナ×押川勝太郎医師#4】
OTONA SALONE / 2024年11月27日 20時0分
-
がんに「り患している最中」の話が語られていない理由とは?なぜアンナは語るのか?【梅宮アンナ×押川勝太郎医師#3】
OTONA SALONE / 2024年11月26日 20時0分
-
「あ……」 爪が引っかかって途方に暮れる猫
おたくま経済新聞 / 2024年11月24日 7時0分
-
がんになったらまず見ておきたいサイトは3つ…診療ガイドライン、標準治療、もし治療法に迷ったら……
集英社オンライン / 2024年11月18日 18時30分
-
1歳の女の子のへその緒が命を救ってくれた…「免疫力ほぼゼロ」からスタートする白血病治療の壮絶な22日間
プレジデントオンライン / 2024年10月29日 16時15分
ランキング
-
1韓国ドラマはつらい暮らし耐え忍ぶ糧…脱北の24歳女性、正恩氏に「忠誠心のかけらもない」
読売新聞 / 2024年11月28日 7時6分
-
2米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省
ロイター / 2024年11月28日 0時33分
-
3トランプ氏の対カナダ関税、米ガソリン価格押し上げへ アナリスト警告
ロイター / 2024年11月28日 12時12分
-
4ロシア主導同盟が首脳会議 アルメニア再び欠席、不協和音続く
産経ニュース / 2024年11月28日 9時43分
-
5《次は高校の卒業旅行に突撃》「1年間で600人と寝た」オーストラリア人女性(26)が“強制送還”された後にぶちあげた新計画に騒然
NEWSポストセブン / 2024年11月28日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください