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和菓子店がルーツ八天堂の「くりーむパン」 1品集中、冷やして食べる【経済トレンド

共同通信 / 2024年7月10日 7時5分

冷やして食べる「くりーむパン」(八天堂提供)

 冷やして食べる「くりーむパン」で知られる老舗。1933年、広島県三原市で現社長の祖父が開いた和菓子店「森光八天堂」が始まり。(共同通信=増井杏菜記者)

 1975年、「ラ・セーヌ八天堂」と改名。シュークリームなど洋菓子も取り入れ始めた。1991年、森光孝雅(もりみつ・たかまさ)社長が三原市内に焼きたてのパン店「たかちゃんのぱん屋」をオープン。自ら神戸市内の名店や東京で4年半修業し開業。商品は100種類以上、広島県内で13店舗を構えるまでに伸長した。

 2000年代に入ると、コンビニの台頭などの環境変化もあり経営危機に。「店舗数を絞り、量販店に商品を卸すことで、業績を回復させました」(広報)

 2008年、クリームを後から詰めることで口溶けを極めた看板商品「くりーむパン」が誕生した。この1品に集中する戦略が当たった。翌年に「八天堂」に改め、東京へ進出。冷凍タイプも開発して全国配送が可能に。集中戦略が奏功し、現在、シンガポールなど海外を含めて国内外で31店舗を展開。近年は、カフェ併設の体験型施設も開くなど、成長を続ける。

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