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ロシア、3トン爆弾投下の映像 ウクライナは危機感訴え

共同通信 / 2024年7月15日 6時3分

ウクライナに向けて投下された航空爆弾「FAB3000」=14日(ロシア国防省提供・ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ロシア国防省は14日、重量3トンの航空爆弾「FAB3000」に翼などを付けて滑空型に改良した爆弾をスホイ34戦闘爆撃機からウクライナに投下し、軍事目標を攻撃したとする映像を公開した。ウクライナメディアが報じた。イエルマーク大統領府長官は、航空機からの爆弾投下を防ぐためロシア領内にある飛行場などへの「攻撃許可が必要だ」と、兵器を供与する欧米に危機感を訴えた。

 ゼレンスキー大統領は14日、X(旧ツイッター)への投稿で、ロシア軍がこの1週間に約80発のミサイルや700発以上の誘導滑空爆弾を使用したと表明した。8日には首都キーウ(キエフ)などへの大規模なミサイル攻撃があり、各地で計40人以上が死亡した。ゼレンスキー氏は友好国に対して、防空支援強化を改めて呼びかけた。

 ウクライナメディアによると、東部ドネツク州で14日、ロシア軍の攻撃により1人が死亡、少なくとも9人が負傷した。

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