1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

芥川賞に朝比奈さんと松永さん 直木賞は一穂ミチさん

共同通信 / 2024年7月17日 19時27分

記者会見場に芥川賞の受賞作名を掲示する担当者=17日午後、東京都内のホテル

 第171回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は、医師でもある朝比奈秋さん(43)の「サンショウウオの四十九日」(「新潮」5月号)と、松永K三蔵さん(44)の「バリ山行」(「群像」3月号)に、直木賞は一穂ミチさん(46)の「ツミデミック」(光文社)に決まった。

 朝比奈さんは1981年京都府生まれ。受賞作は、結合双生児として生まれ、体を共有する姉妹の物語。2人の日常から人間とは何かを問う。

 松永さんは80年水戸市生まれ。受賞作は、勤務先の行く末に不安を覚える会社員が、危険を伴う山登りを通じて自身を見つめ直す物語。

 芥川賞選考委員の川上未映子さんは「サンショウウオの四十九日」について「文学的な野心に満ちている」とし、「バリ山行」は「登場人物の造形と登山の描写に説得力がある」と評価した。

 一穂さんは78年生まれ、大阪市出身。受賞作は、コロナ禍で人生が一変した人たちの欲望や後ろめたさを描いた短編集。

 贈呈式は8月下旬、東京都内で開かれる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください