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帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案

共同通信 / 2024年7月18日 11時20分

帯状疱疹ワクチンの定期接種を議論する厚労省の予防接種基本方針部会=18日午前、東京都千代田区

 厚生労働省の予防接種基本方針部会は18日、皮膚に痛みを伴う発疹ができる帯状疱疹のワクチンについて、費用を公費で支援する定期接種に位置付ける場合、対象年齢を65歳とする案を示した。接種の目的は、帯状疱疹や合併症による重症化予防とすることを検討している。

 帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)と同じウイルスが引き起こす。過去の感染で体に潜伏したウイルスが、加齢や疲労などによる免疫力低下で活性化して発症する。日常生活に支障が出るほどの痛みが生じることがある。

 ワクチンは、阪大微生物病研究会の生ワクチンと、英グラクソ・スミスクラインの不活化ワクチンが、それぞれ承認されている。

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