23年度労災認定件数を訂正 厚労省、3県で報告に誤り

厚生労働省が入る中央合同庁舎

　厚生労働省は18日、6月に公表した2023年度の脳・心臓疾患や精神障害の労災認定件数などに誤りがあったとして、訂正した。神奈川、静岡、岐阜3県の労働局からの報告件数に誤りがあったためとしている。

　6月の発表時では、過重労働による脳・心臓疾患での労災認定は214件、うち死亡（過労死）は56件としていたが、正しくは労災認定は216件、うち死亡は58件だった。このほか、精神障害の労災請求件数の内訳などに誤りがあった。