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超加速スポーツベイブレード開発者に聞く 発売半年200万個出荷【経済トレンド】

共同通信 / 2024年7月19日 7時4分

「私も小学生の時に初代のベイブレードで遊んでおり、転校した際に友達と仲良くなるきっかけになりました」と話すタカラトミーの篠永恭平さん=2024年6月、東京都葛飾区

 タカラトミーの現代版ベーゴマの最新シリーズ「ベイブレードエックス」は2023年7月の発売から半年間で国内累計出荷数が200万個に達した。(共同通信=出井隆裕記者)

 互いのコマをランチャーといわれる発射装置で回し、専用スタジアムで戦わせる基本は変わらないが「超加速」という新ギミックを採用。企画・開発を担当したタカラトミーの篠永恭平(しのなが・きょうへい)さんは「『遊びではなくスポーツ』という世界観を前面に打ち出しています」と語る。

 コマの軸先、専用スタジアムの縁のレールにはそれぞれギザギザがあり、接触して歯車のようにかみ合うと動きが加速する。「従来シリーズよりコマ同士のぶつかり合いが激しくなり、面白さが増しました」

 初代の発売から2024年で25周年を迎えた。エックスは4代目だ。初代の改造・バトルの楽しさ、2代目のメタルの激しいぶつかり合い、3代目の勝った際に相手のコマがパーツごとにバラバラになるギミックを踏襲した。

 希望小売価格はコマとランチャーのセットが1980円、専用スタジアムが2750円。価格はいずれも2024年6月時点。

 3代目までにポイント制で勝敗を決めるルールが定着した。勝つためにはパワーや技術、精神面の力量が必要だ。「エックスではベイブレードをスポーツと明確に定義した上で、販売戦略にも反映しました。その結果、子どもだけでなく、大人も楽しめる競技に進化したと思います」。篠永さんは神戸市出身、31歳。

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